若さゆえの無意識な自己犠牲

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恋は盲目ってこういうこと?

彼と一緒にいると、本当に刺激的で、私の知らない世界をたくさん見せてくれました。

正直、あまり興味はなかったけど、当時おしゃれだったカフェバーに行ったり、ファッションの話や話題のスポットにすぐ出かけたりして、色んな体験をしました。

ドライブでは綺麗な夜景をたくさん見に連れて行ってくれたのも、今となってはいい思い出です。

彼は、自分が気に入ったもの以外にはまったく興味を示さないタイプだったので、私は彼の好きそうなことを探して、必死に合わせようと努力していました。

彼に見合う女性になりたくて、私も頑張っておしゃれのためにお金を使って、彼に好かれようと必死でした。

でも、気づいていたんです。

彼が好きだったのは本当の私じゃなくて、彼に一生懸命尽くす「都合のいい女」だったんだろうなって。

実際、彼の優しさを感じたことはほとんどありませんでした。

4年間付き合っていたけど、「いつも誘うのは私で、彼から誘われたことがない」と気づいてから、私は自分から連絡するのをやめてみました。

そしたら、1ヶ月経っても彼からは一切連絡がなくて、なんだかショックでした。

それまでは毎日のように会ってたのに。

現実逃避の行動

そんな時、職場の年下の男の子からアプローチされて、何度か2人で会うようになりました。

正直、心ときめく相手ではなかったけど、その後すぐに告白されたので付き合ってみることに。

これで事実上二股になっちゃうんですけどね。

年下の彼は、見た目は優等生で、前の彼とはまったく違うタイプです。

私は「この人なら親が気に入りそうだな」と思って、親のウケを意識しながら関係を続けていました。

当時、私は25歳の正社員、彼は21歳の大学生でアルバイト。

年齢の差もあってちょっとギャップを感じながら、雑誌に載っているデートマニュアル通りのデートなど、まあまあ楽しい時間を過ごしていました。

でも、本心は連絡が途絶えた彼のことが頭から離れず、、

気づけば4ヶ月が経過していました。

小さな世界にとらわれていた

ダメだと分かっていても、心の隙間を埋められず、つい彼に連絡してしまいました。

彼は「最近忙しくて連絡できなかった」と軽く返すだけ。

そして私が「ある男性に告白された」と伝えたら、彼はただ「わかった」と言いました。

その瞬間、「ああ、これで本当に終わったんだ」と実感しました。

予想以上にショックで、年下の彼と付き合い続ける気持ちもなくなり、私から別れを告げました。

「私、何してるんだろう」と自問し続け、数ヶ月が過ぎても心は晴れませんでした。

半年後、どうしても気持ちが整理できず、彼にもう一度電話して「話があるから会えない?」とお願いしました。

会って、なぜ私が連絡を取らなくなったのか、これまでの経緯を話しました。

すると彼は「もう一度やり直すのはいいけど、結婚はできない」と言ったんです。

理由を聞いても「それは言えない」と言われました。

それでも私は「結婚できなくても、もう一度付き合いたい」と伝えました。

今振り返ってみると、なんて女々しかったんだろう、と思います。

当時の自分が信じられない行動をしていました。

ここまで書いてきて、正直、過去の自分は今の私から見ても一番嫌いなタイプで、ちょっと嫌になります。

でも、こんな経験もすべてひっくるめて、今の自分になるために必要な人生の伏線だったんですよね。

こんな過去の私ですが、どうか一緒に我慢して読み進めてください(笑)。

ということで、この時点で私が完全に弱い立場に立たされました。

これが、先々も繰り返すことになる「辛さを先送りする」という私の最も危険な癖なんです。

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